ついに念願の注文住宅が手に入る!引き渡し前に施主検査について詳しく知ろう!

このサイトでは念願の注文住宅引渡しの前に行われる施主検査について解説しています。
家が完成すれば施工工事は終わりかもしれませんが、家族の暮らしはスタートします。
住み始めてから不具合や欠陥というトラブルが見られると、生活に支障をきたしてしまうことも。
完成後から先の生活を安心安全に暮らすために引渡し前に念入りなチェックをしておくことが大切です。
検査の際に知っておいて良かったと思えるような情報をお届けします。
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ついに念願の注文住宅が手に入る!引き渡し前に施主検査について詳しく知ろう!
- そもそも注文住宅の施主検査って何?完成検査との違いは?
- 注文住宅の施主検査では具体的にどんなことをするのか?
- 注文住宅の施主検査のメリットは施主だけではない!施工会社にもこんなメリットがある!
- 注文住宅の施主検査に立ち会うとこれだけの時間がかかる!
- 素人だから注文住宅の施主検査が心配?それなら第三者の専門家にも立ち会いの依頼を!
- 注文住宅の完成検査で問題箇所を見つけた!そんな時はどうすればいい?
- キッチンの換気!トイレの水漏れ!注文住宅の完成検査で水まわりをチェックするならここ!
- 床鳴りは?仕上材の剥がれは大丈夫?注文住宅の完成検査で床や壁はここを見ろ!
- 注文住宅の施主検査で当日に必要な持ち物を教えます!
ついに念願の注文住宅が手に入る!引き渡し前に施主検査について詳しく知ろう!
注文住宅完成後の内覧会では施主検査を行います。
チェックポイントとしては、壁が真っ直ぐ立っているか、床は斜めに立ってないか、ドアの開け閉めはスムーズであるか、ネジなどが不足している箇所がないかなど詳細に確認します。
それと同時に仕上がりは契約したプランや仕様通りになっているか、図面などを確認します。
この2点について細部まで検査することが大切です。
注文住宅完成後の家族の生活を考えて外部と内部、点検口に至るまでしっかり確認しましょう。
そもそも注文住宅の施主検査って何?完成検査との違いは?
注文住宅の建築に関しては、同一の建売住宅とは異なり、誰も生活を送った経験がない住宅になることから検査を徹底することは重要です。
取り敢えずは瑕疵担保責任によって10年間の保証制度はあるものの、敢えて施主検査を依頼することで欠陥の無い住宅に仕上げることに役立ちます。
この施主検査は完成検査とはことなり、施主自信が第三者機関へと依頼をすることが前提にあるので、常に正しく公正な判断を行っています。
これに対して完成検査の場合では、施工会社の社員との立ち会いで完成した住宅の内外を点検していく方法ですが、この点検では見える位置しか行わないことが一般的です。
単に室内全てのスペースを確認してもらう方法に限定されるので、見えない部分に関しては対象外になることも多い傾向にあります。
もしも見えない部分で欠陥や施工ミスが発生している場合、やはり注文住宅を建てた施主が住宅の検査会社に依頼をする方法であれば全てを見抜くことができるので、トラブル回避と生活後の安心感を確保できるのではないでしょうか。
注文住宅の施主検査では具体的にどんなことをするのか?
オーナー様が検査する前の施主検査ですが、施工側の見方とオーナー様の見方の両方を見ます。
図面通りの寸法で納まっているか、注文通りの建具・設備等の仕様が合っているか、重要な敷地境界と建物の距離等で違法建築になっていないことなどを具体的に申請図面と照らし合わせます。
オーナー様が要望している照明や水回り、そして一番時間を長く過ぎすであろうリビングなどを重点的に見ます。
関連機器に関しては製造年月日、メーカー、取り扱い説明書、保証書などの確認も必要になってきますし、外回りの車庫や植栽等の確認も具体的に確認しますが、注文住宅のため細部まで確認項目が多数になりますが、すべてチェックします。
上下水道はどこに埋設されているか、ガス管の埋設位置はどこか、電気のスマートメーターの設置場所はどこかなど外部の確認検査も行います。
注文住宅では仕様が多いため、チェックリストなどを作成してチェックするのが一般的ではないでしょうか。
注文住宅の施主検査のメリットは施主だけではない!施工会社にもこんなメリットがある!
地元の工務店に依頼をして注文住宅を建てる方は、全てを任せても実績豊富で評判の良い工務店であれば安心することはできます。
ところが建築中に気付かないままでミスを起こしてしまう可能性はあり、この問題を回避するには施主検査として第三者となる住宅検査の会社に検査依頼をする方法で後から欠陥住宅になってしまう問題を無くせます。
工務店側では注文住宅を得意分野としていることで、第三者が入ることで信頼されていないのではと考えてしまうことも想定できますが、実際には欠陥住宅を作らずに済ませられるメリットがあり、この検査によって実際に不具合や問題点が見つかった際には速やかに対処することを可能にします。
この一連の流れで完成した注文住宅は、当然ながら施主側は完璧な住宅に住むことができるので、利用した工務店に対して良い口コミをネット上に書く可能性も十分にあります。
工務店側は良い口コミが増えることで注文住宅を建てたいという方も増えることになり、結果的に会社の経営上でのメリットを感じるのではないでしょうか。
注文住宅の施主検査に立ち会うとこれだけの時間がかかる!
注文住宅完成後の施主検査に立ち会うと、建物の構造や広さなどにもよりますが1、2時間ほどかかります。
場合によっては30分ほどで終わったり、長い場合は2時間を大きく超えることも。
なぜ簡単に終わらないかというと施工後の内覧会での施主検査は、引渡し後の生活を左右することが考えられるからです。
不具合や欠陥に気づかずに住み始めると当然住みにくさやストレスを感じてしまいます。
トイレの扉が開きにくいと、使うたびに開け閉めが不便でしょう。
注文住宅の施主検査ではこうした不具合や欠陥を、家の外部や内部をはじめ、見えない場所を確認するために設置された点検口までしっかり確認します。
また契約時の設計図や仕様と異なってないか、設計図などと照合しながら検査を行います。
立ち会う際はカメラやメジャー、懐中電灯などの道具が必要な場合も。
事前に調べて準備しておくことをお勧めします。
注文住宅の施主検査は最終的なチェックです。
後で後悔のないように細部まで目を行き渡らせることがポイントです。
素人だから注文住宅の施主検査が心配?それなら第三者の専門家にも立ち会いの依頼を!
注文住宅の建築中に実施される施主検査とは、住宅工事請負契約書に基づく設計通りに建物が建築されているかの確認を施主自らが行うことです。
住宅メーカーの立場では施主が全てのチェックを行ったという、重要なポイントを完了させたことになります。しかし、竣工後であっても建物に瑕疵があった場合等であれば、その手直しを免れる訳ではありません。ただし、引き渡しを受けるまでは建築中の建物の所有権はメーカーにあり、施主検査であっても発覚した問題は引渡しまでに手直しをする必要があります。建築主は問題を抱えたままの物件の引き渡しを、敢えて受ける必要はないからです。そのような状況が続けば工期が契約通りに進まなかった、という別の問題も発生しかねないからです。では、引き渡しを受け入居する前に瑕疵等の全てを、工事に関しては素人でもある施主が把握できるかというと簡単なことではありません。そのためにも施主検査には中立的な立場である専門家に、その検査の立ち合いを依頼するのが最も効率的で間違いがありません。施主側からすれば費用の負担はあったとしても安心を得ることができ、メーカー側も堂々と引き渡しに臨むことができるのです。完成した注文住宅に居心地よく長く暮らしていくためにも、専門家への依頼はむしろ積極的に行うべきものです。
注文住宅の完成検査で問題箇所を見つけた!そんな時はどうすればいい?
マイホームを夢にしている人は多くいますが、より希望通りの家を建てる際に注文住宅を利用するケースも多いです。
注文住宅の場合は家族の希望をそのまま詰め込む事ができる家にする事ができるので、金額は高くなる傾向はありますが、より理想的な家に住む事ができるのが魅力です。実際に建設が終了した後に完成検査を行いますが、その際に問題が見つかる事も多くあります。床のへこみや傷といった小さなものから、棚の高さが違っていたりと様々な問題箇所が見つかるケースもあります。実際の設計と違うようであれば、完成検査の立ちあの際にしっかり正しく修繕してもらうように依頼する事が大切です。完成検査では仕上がりのチェックとなるので、問題の箇所を指摘して修繕を依頼しないと、そのまま問題なしと取られてしまいます。引き渡しまでに修繕工事をお願いする事ができるので、設計図を元にしっかりチェックをした上で問題箇所があれば指摘し修繕をお願いする事が重要といえます。
キッチンの換気!トイレの水漏れ!注文住宅の完成検査で水まわりをチェックするならここ!
注文住宅を建てて新生活を送る方は、当然ながら信頼できるハウスメーカーや工務店に依頼をしていることが前提にありますが、人の手による建築の場合は時にはミスを起こしてしまう可能性はゼロではありません。この問題は完成検査によって明らかにすることができ、キッチンやトイレなどの水まわりではチェックすべき項目がいくつかあります。
注文住宅の場合は、キッチンは対面式にしていることが多いのですが、位置的な部分でレンジフードの換気扇は天井裏を通して屋外へ逃がす換気が必須ですが、施工ミスによって天井裏で漏れが生じている可能性もあります。トイレの場合は水漏れの完成検査は欠かせない項目になり、一般的な感覚では見える位置の水漏れの検査になるものの、プロによる完成検査では床下側で水漏れが起きていないかどうかをチェックする方法なので済ませておくことで不安を払拭できます。水まわりの場合では、床下から給水管と排水管を接続しているものなので、もしも水漏れが起きていても普通の方では確認できないことが多く、やはり完成検査を実施することは安心できる生活を送るには欠かせない行動ではないでしょうか。
床鳴りは?仕上材の剥がれは大丈夫?注文住宅の完成検査で床や壁はここを見ろ!
完成した注文住宅の状態を確かめる際には、外観だけでなく内装の状態も細部までチェックする必要があります。
完成検査で床や壁の違和感に気付かなければ、住宅の中に家具を配置した後に補修作業を行うことになりかねません。特に気を付けたいのが床鳴りが発生していないか確かめることで、足で床を踏んだ時に異音が発生するのは床が適切な設計になっていない可能性があります。フローリングと土台が剥がれて小さな隙間ができている時には、樹脂などを隙間に入れて対処しなければいけません。完成検査で床鳴りの有無を調べる際には、見落としがないようにフローリングの隅々まで足で踏むことを推奨します。壁の状態を見る時には仕上材の剥がれがないか確かめておかないと、壁にカビやコケが生えてしまったり表面のひび割れが発生しやすい状態になるので、小さな異変にも注意してください。下塗り剤の量や使い方を間違っていた場合は、注文住宅の引渡し前に塗装をやり直してもらえます。
注文住宅の施主検査で当日に必要な持ち物を教えます!
快適な暮らしを楽しむために注文住宅を建築したのなら、万全な施主検査を行うために必要な持ち物を忘れないように注意してください。特に忘れずに持って行きたいのがメジャーと筆記用具で、住宅の隅々まで長さや高さを採寸して得られたデータを記録する必要があります。
間取りの調整でミスがないか調べるために間取り図を持って行く際には、電気配線図も用意するのが理想的です。部屋の形は間取り図と変わらなくても、電気配線にミスがあって一部のコンセントが使えないといったトラブルが起きる可能性もあります。換気扇が正常に作動しているか調べるために、ティッシュを持って行くのも忘れないでください。壁や柱などに傷が付いていることが分かった足には、補修をお願いする部分にマスキングテープを貼り付けておくと目印になります。屋根裏や床下の状態を確かめるために懐中電灯などの暗いところ照らせるものを持ち込むことも重要で、注文住宅を販売する業者側が懐中電灯を用意しているとは限りません。